Material

7

海藻Seaweed

島の海士さんが採るエコロジカルな海藻。

佐賀県唐津市の7つの離島が浮かぶ玄界灘には約100種類近くの海藻類が生息していると言われています。

中でも唐津市玄界灘のアカモクには、ヌルヌル成分であるフコイダンが、モズクよりも豊富に含まれていることから、近年スーパーフードと呼ばれ注目を浴びています。
また、玄界灘に生息する海藻のウミウチワには、皮膚の抗酸化作用があることが佐賀県工業技術センターの研究によりわかってきています。
紫外線などによって生み出されるコラゲナーゼという酵素は、弾力性や張りを保つコラーゲンを分解して皮膚の老化につながるとされています。海藻にコラゲナーゼの活性を抑制する作用がどの程度あるかを調べたところ、ウミウチワが最も高い評価を得たといいます。

海藻から抽出される成分は、皮膚や頭皮の皮脂の酸化を抑制する作用、保湿・ダメージ修復作用などがあることから、石鹸やヘアケア商品としても用いられています。

7つの離島では、天然の海藻を地元の海士さんが丁寧に手摘みをしていました。
しかし、ここ最近では磯焼け(藻場の減少・消失)により、海藻類が思うように採集できなくなっています。
原因は、海流の変化や藻食動物(ウニなど)による食害、大量の河川水や砂泥の流入、海水の白濁による光合成不足など諸説ありますが、様々な環境問題について考えていかなければなりません。

そういった問題を提起する意味でも島のオーガニックな素材を生かし、コスメ原料を提供する団体として私たちは「流れ藻」をアップサイクルしていくことにしました。
船のスクリューに巻き付いた海藻や、海面を漂っている海藻でも十分に使うことができます。
7つの島々の海士さんに流れ藻を採取してもらい、化粧品の原料にすることで人々が環境保全に目を向けるきっかけになればと思っています。

Other Materials

Contact